血液検査項目について (MCV・MCH・MCHC) (医療系記事)
どうもCamady です。
今回も前回に続いて、血液検査項目について記事を書いていきたいと思います。
今回は、MCV・MCHC・MCHについてです。
MCV・MCHC・MCHって中々聞いたことがないワードかと思うのですが、血液検査した際に必ず記載されている項目です。
今回は、その検査項目について記事を書きたいと思います。
MCV:
MCVとは平均赤血球容積の意味で、簡単に言えば赤血球の大きさを表したものです。
単位は、flで表されます。
計算式は、ヘマトクリット値/赤血球数です。
基準値は80-99 /flです。
この値が高いと、溶結性貧血・巨赤芽性貧血のように判断されます。
反対にこの値が低い場合、鉄欠乏性貧血・慢性的な貧血と判断されます。
MCH:
MCHは赤血球に含まれる平均ヘモグロビン値の値を示します。
計算式は、ヘモグロビン値/赤血球です。
基準値は、
男: 29-35/pg
女: 27-33/pg
である。
MCHC:
MCHCは赤血球体積に対する、平均ヘモグロビン値の割合を示す。
計算式は、ヘモグロビン値/ヘマトクリット値である。
上記のMCVとMCHの計算式から分かるように、
MCHCの計算式は、MCHC=MCH/MCVと記述することも出来ます。
基準値は、男女ともに32-35%である。
値が低いと、鉄欠乏性貧血・慢性貧血を示すことがある。
以上、今回は血液検査に関するMCV・MCH・MCHCの説明でした。
医療系の記事を書くにもやっぱり面白いですね。
それでは!