カンピロバクターのこと

どうもcamadyです。

今回は医療系の記事を書いてみようと思います。

今回記事の内容で書こうと思うのはカンピロバクターについてです。

この記事をご覧の方で「カンピロバクター」というキーワードをお聞きになられたことはありますか?カンピロバクター寄生虫感染症で、生魚や生肉を食べた際にカンピロバクターの原因菌が体内に侵入した際に、体内を原因菌が泳ぎ、腸管に噛み付き炎症を起こす感染症であります。腸管に噛み付いた部分は炎症を起こし、また腸管毒を産生することもあります。この原因菌の名称はカンピロバクター・ジェジュニ/カンピロバクター・コリと呼ばれ、症例の90%以上はカンピロバクタージェジュニによるものです。日本・欧米・発展途上国で最も多い腸内感染症の一つで、小児の下痢症の原因となることもあります。

 

感染源

 この菌は家禽や家畜(ニワトリ・ブタ・・ウシ)の腸管に生息し、その糞便に汚染された食べ物が人間に経口感染することでカンピロバクターになる。日本においては、多くの場合鳥料理の調理不十分で感染し、動物および人ヒトからヒトへ感染します。感染した後は、先程述べたように鞭毛を使って泳ぎ、腸管の腸管上皮に定着・増殖して、炎症を起こします。

 

臨床像

 カンピロバクターに感染した際の臨床像は、2から5日ん潜伏期を過ぎた後、下痢や発熱を発症し、さらに猛烈な腹痛を伴います(びっくりするほど痛いそうです)。また腐敗臭のある水様便、時には粘血便を伴い、大抵の場合1週間程で回復しますが、時にはギランバレー症候群や関節炎を発症することがあるので注意が必要です。

 

治療

 治療としては、エリスロマイシンやニューキノロン系の抗菌薬を投与することが一般的でありますが、昨今ではニューキノロン耐性の菌株が増え、耐性菌による治療の難しさがあります。予防としては、食べ物の十分な加熱調理や二次汚染防止策を講じる必要があります。

 

今回はカンピロバクターについて記事を書いてみました。カンピロバクターは時期を問わず発症する可能性があり、注意が必要でありますし生活の周りで多くの感染源があることからも、かかりやすい感染症であり注意がとても必要であります。

今回はカンピロバクターについて記事を書いてみました。では。